シューレースの講習会に行ってきました!【フットケア 広島市】
先日、個人でされている靴屋さんにシューレースについて講義をしてくださいました。
とても有意義な時間を過ごせたので、今回は私が学んだ来たシューレースについてお話します。
シューレースの役割
シューレース?
なんじゃそりゃ?と思いますよね。
シューレースとは「靴紐」のことです。
靴紐は靴と足を一体化する大事な役割を持っています。
靴紐の締め方が悪いと、かかとがずれたりつま先が圧迫されたりすることで、靴擦れや足の痛みの原因になります。
普段、みなさんは自宅に帰った時、靴紐をどうされていますか?
靴紐は締めたまま脱いで、履くときはそのまま足を入れる方がたくさんいるんじゃないかと思います。
かく言う私もその一人でした。
紐を外したり結びなおすことはとっても面倒くさいですよね。
スッと脱いでスッと履く方が時間がかからず楽ちんです。
そんな私が今回講習を受けた内容は目からウロコで、靴紐の大切さを実感しました。
このままじゃいけない。
体を壊してしまう。
将来介護が必要な体になってしまう。
こんな不安にかられました。
靴紐を締めないとどうなる?
靴紐は普段締めているつもりでも、正しい締め方をしないと足にフィットしません。
フィットしない靴を履き続けるとどうなるかリストにしてみましょう。
- 靴擦れ:かかとがずれてこすれることでアキレスけんの部分や足の甲に傷が出来ます。
- 外反母趾・内反小指:つま先が圧迫されることで指の変形が起きます。放っておくと痛みが出てきます。
- 巻き爪:足に無理な力がかかると爪が巻いてしまうことがあります。巻く角度が重度になるほど痛みが出てくることがあります。
- ハンマートゥ:靴がずれていると、指が靴の中でつかもうとして曲がってしまうことがあります。
- むくみ:足が疲れ血流が悪くなることでむくみが出てしまうことがあります。
- 扁平足:「土踏まず」が無い状態。足にかかる負担が大きく痛みの原因になります・
- 足底筋膜炎:足の裏の筋膜に炎症が起きた状態。長時間の立ち仕事や疲労・加齢によって起こすことがあります。
トラブルを放っておくと
足のトラブルは放っておくと様々な障害を引き起こします。
足の痛みをかばうために反対の足に痛みが出てきたり、膝や腰を悪くしてしまうことも。
体幹がずれて姿勢が悪くなりそのことが原因で肩こりや頭痛を引き起こすこともあります。
体の痛みが出てくると当然運動不足になり、ほかの体の部位に不調が出現してきます。
将来寝たきりになったり杖が必要となると、人に助けてもらわないと生活できない状況に陥ることも在ります。
将来元気に過ごすために靴紐を締めよう
上記に挙げたようなトラブルを抱えながら生活したくないですよね。
自分の足で元気に歩いて、好きなことをしたり行きたいところに行ったりしてほしいです。
そのための一つとして靴紐をしっかり締めましょう。
靴はもちろんスニーカーがおすすめです。
靴紐は付属されているものはポリエステル製の物が多いです。
ポリエステル製は滑りやすいのでほどけやすい特徴があります。
せっかく締めたのにゆるんでしまうことがあるので綿がいいそうです。
そして、みなさん知っていますか?
スニーカーには「謎の穴」があることを!

ここまで紐を通している人はどれくらいいるでしょうか?
ここまで紐を通してしっかり引っ張ることが大切だと学びました。

まとめ
今回、講師の方に紐をしめてもらうと足が軽いことに驚きました。
これなら軽い足で走れるかも~と思いました。
この講習会は色んな職種の方が集まっていて、いい出会いもあり私にとってすごく意味のある会でした。
今後も、足について学びを深めてみなさんにいいサービスを提供していきたいと思います。
ではまた(^^♪