巻き爪を放置しないで!【フットケア 広島市】
こんにちは、Belle pediです。
毎日足を見ていると、実は巻き爪なのに自覚をしていない方がたくさんいらっしゃいます。
今回は巻き爪についてお話します。
巻き爪とは
巻き爪とは、爪の端が内側に巻いてしまい皮膚に食い込んでいる状態を言います。
多くは足の爪に起こることが多く、放っておくと痛みが出てきたり、膝や腰を痛める可能性があります。
そうなると歩行が困難になり転倒をしやすくなったり、介護が必要な体になったりすることもあります。
巻き爪の原因
- 間違った爪切り:多くは深爪から巻き爪になります。深爪をすると爪より先の皮膚が盛り上がって爪が先に伸びず端から巻いてしまいます。特に長さもそうですが、爪の角を切りすぎている人が多いようです。角を切り落とすと実は残った爪が棘のようになり皮膚に刺さることで炎症を起こす「陥入爪」の原因にもなります。そうなると皮膚科に受診し炎症を抑えてから巻き爪のケアをします。
- 合わない靴:自分の足に合っていない靴を履いていると、足にかかる力のバランスが悪く爪に負担がかかり巻き爪になることがあります。合わない靴でなってしまった外反母趾も巻き爪の原因になります。
- 運動不足:足の爪は歩くことで指に力がかかり爪は広がろうとします。日常生活の上で歩くことが減ると地面からの力がかからないので爪は巻き放題となってだんだん皮膚に食い込んでいくのです。
巻き爪の予防をするには
- 正しい爪切り:白い部分を全て切るのではなく、指先から出ない程度にしておきましょう。爪の角は残す「スクエアカット」がおすすめです。
- 自分にあった靴を履く:おすすめはやはりスニーカーです。それもきちんと靴屋さんで計測をして足の大きさや幅にあわせた靴を履いてください。そして靴紐をしっかり結ぶことがとても大事です。一番上の穴まで紐を通して「ギュッと」結んでください。しっかり締めることで足に靴がついてくるので軽く歩けます。
- 適度な運動:無理はいけませんが、お散歩でもいいので出来るだけ歩くようにしましょう。地面から力がかかると爪が巻くのを防ぐことができます。足の裏には血管やつぼなどがたくさんあるので歩くことで刺激を与えることができます。これは体調を改善するためにもおすすめです。歩くことはいいことづくめですね。
サロンでできる巻き爪ケア
なってしまた巻き爪は放っておくと、痛みが強くなり歩くのが困難になる恐れがあります。
しかしケアをすれば痛みが軽減され、日常生活が楽になります。
サロンでできるケアはいくつかあります。
- ペディグラス:透明の小さなプレートで巻いている爪をできるだけまっすぐに補正します。病院などで行われているワイヤーや金属のプレートと違って、仕上がりは透明なペディキュアを塗っているような感じなので、見た目もつけているのが分かりにくいです。軽い運動や入浴も問題なく出来るのでおすすめです。なによりつけたすぐに痛みから解放されるので、みなさん驚かれます。
- 爪切り:痛みが出ていてペディグラスもつけくい場合は、応急処置として痛い部分の爪切りをします。ただ、切り方によっては「陥入爪」になってしまう可能性があるので気を付けながら切ります。そして、ご家庭での爪の切り方の指導も行います。
- テーピング:痛みが出ている部分を広げるためにテープを使って皮膚を引っ張ります。これは楽になるまでは継続した方がいいので、自宅でも貼れるようにテープの種類や貼り方を指導します。病院の治療でもされている方法です。簡単に出来るのでセルフケアでできます。
まとめ
巻き爪はなってしまうと体にたくさんの弊害がでてしまいます。
歩行が出来なくなると介護が必要な体になってしまう可能性もあります。
将来元気に過ごすためにも自分の爪を観察してみて、巻き爪っぽいと思ったらサロンに来てみてください。
しっかりご自分の足で歩くためのお手伝いをします。
まずはお気軽にご相談ください。
ではまた(^^♪